就活の自動化は、応募数を増やすことだけではありません。同じ情報の転記や、締切の見落としを減らし、会社を知る時間と自分で考える時間を作ることが出発点です。
整理・準備・確定を分ける
メールから日時を拾う、企業の資料を分類する、面接メモを整理する。これらは、元の情報と比較しながら確認しやすい作業です。一方、応募先に送る、日程を確定する、内定に返答する操作には相手への影響があります。
katazukuでは、情報を整える処理と、外部に何かを確定する処理を分ける設計にしています。下書きができたことを、送信が終わったこととして扱いません。
- 整理:日時・企業・相手・出典をそろえる。
- 準備:資料や返信の下書きを用意する。
- 確定:内容を本人が確認し、必要な承認を経て実行する。
予定は、カレンダーに入れば完成ではない
同じ時間に別の予定がないか、移動が間に合うか、準備の時間があるかも必要です。「カレンダーが読めなかった」を「空いている」と解釈すると、便利なはずの自動化が予定の衝突を作ってしまいます。
公開版には、予定と移動を扱うデータモデルや判定処理があります。Googleカレンダーとの日常的な自動同期は、公開ロードマップで拡張していく領域です。Googleにログインするだけで全機能がつながる状態ではありません。
公開版で今できること
ローカルのSQLiteに情報をまとめ、企業研究・人物・選考・活動記録などの閲覧アプリで確認できます。架空データを生成し、端末のコマンドで動きを試せます。
応募の承認や重複操作を防ぐための基盤も含まれますが、すべての企業サイトで自動応募できるアプリではありません。ブラウザ操作、資格情報管理、メールやカレンダーの接続は段階的に開発する方針です。
最初に自動化するなら、小さな一つから
まずは「面接後のメモを決まった形式にする」など、失敗しても元の情報へ戻れる作業を選びます。入力、期待する出力、確認方法が言える範囲に絞ると、どこが助かり、どこが危ういかを判断しやすくなります。
道具が処理したことだけでなく、何を根拠に処理したかを残すこと。これがkatazukuの活動記録や出典の設計につながっています。